“孤閨”の読み方と例文
読み方割合
こけい100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ただ彼は、彼女がこれからの孤閨こけいに母としてのみ生きてゆく長い前途に、一日もはやく健康をとり戻すように——と、それだけが祈られた。
大岡越前 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
六年間孤閨こけいをまもっていたおのぶの色香にうつつをぬかした彼にとっては、もはや役得どころのさわぎではない。
本所松坂町 (新字新仮名) / 尾崎士郎(著)
内儀のお蔦は一年孤閨こけいを守った上、親類方の相談で、支配人をしていた、主人の義理の甥由兵衛に娶合めあわせ、升屋の身上は、小揺ぎもなく立って行きました。