トップ
>
孤閨
ふりがな文庫
“孤閨”の読み方と例文
読み方
割合
こけい
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
こけい
(逆引き)
ただ彼は、彼女がこれからの
孤閨
(
こけい
)
に母としてのみ生きてゆく長い前途に、一日もはやく健康をとり戻すように——と、それだけが祈られた。
大岡越前
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
六年間
孤閨
(
こけい
)
をまもっていたおのぶの色香にうつつをぬかした彼にとっては、もはや役得どころのさわぎではない。
本所松坂町
(新字新仮名)
/
尾崎士郎
(著)
内儀のお蔦は一年
孤閨
(
こけい
)
を守った上、親類方の相談で、支配人をしていた、主人の義理の甥由兵衛に
娶合
(
めあわ
)
せ、升屋の身上は、小揺ぎもなく立って行きました。
銭形平次捕物控:049 招く骸骨
(新字新仮名)
/
野村胡堂
(著)
孤閨(こけい)の例文をもっと
(9作品)
見る
“孤閨”の意味
《名詞》
一人で寝る寝室。
人妻が一人で寝る寝室。
(出典:Wiktionary)
孤
常用漢字
中学
部首:⼦
9画
閨
漢検1級
部首:⾨
14画
“孤”で始まる語句
孤児
孤
孤独
孤島
孤家
孤兒
孤屋
孤子
孤塁
孤寂
“孤閨”のふりがなが多い著者
内田魯庵
紫式部
尾崎士郎
吉川英治
野村胡堂