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遊惰
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いうだ
ふりがな文庫
“
遊惰
(
いうだ
)” の例文
加之
(
しかのみならず
)
、
文学者
(
ぶんがくしや
)
を
以
(
もつ
)
て
怠慢
(
たいまん
)
遊惰
(
いうだ
)
の
張本
(
ちやうほん
)
となすおせツかいは
偶
(
たま
)
/\
怠慢
(
たいまん
)
遊惰
(
いうだ
)
の
却
(
かへつ
)
て
神
(
かみ
)
の
天啓
(
てんけい
)
に
協
(
かな
)
ふを
知
(
し
)
らざる
白痴
(
たはけ
)
なり。
為文学者経
(新字旧仮名)
/
内田魯庵
、
三文字屋金平
(著)
是等の者はすべて
遊惰
(
いうだ
)
放逸
(
はういつ
)
なる人間の悪習を満足せしむるが為に存するものなるか。もし然らんには、人生は是等の
凡
(
すべ
)
ての美なくして成存することを得べし。
明治文学管見:(日本文学史骨)
(新字旧仮名)
/
北村透谷
(著)
遊惰
(
いうだ
)
の日を送る
財
(
さい
)
も無きを。
晶子詩篇全集
(新字旧仮名)
/
与謝野晶子
(著)
縦令
(
たとひ
)
石橋
(
いしばし
)
を
叩
(
たゝ
)
いて
理窟
(
りくつ
)
を
拈
(
ひね
)
る
頑固
(
ぐわんこ
)
党
(
とう
)
が
言
(
こと
)
の如く、
文学者
(
ぶんがくしや
)
を
以
(
もつ
)
て
放埓
(
はうらつ
)
遊惰
(
いうだ
)
怠慢
(
たいまん
)
痴呆
(
ちはう
)
社会
(
しやくわい
)
の
穀潰
(
ごくつぶ
)
し
太平
(
たいへい
)
の
寄生虫
(
きせいちう
)
となすも、
兎
(
と
)
に
角
(
かく
)
文学者
(
ぶんがくしや
)
が
天下
(
てんか
)
の
最幸
(
さいかう
)
最福
(
さいふく
)
なる者たるに
少
(
すこ
)
しも
差閊
(
さしつかへ
)
なし。
為文学者経
(新字旧仮名)
/
内田魯庵
、
三文字屋金平
(著)
“遊惰”の意味
《名詞》
遊惰(ゆうだ)
遊び、怠けること。また、そのようなさま。
(出典:Wiktionary)
遊
常用漢字
小3
部首:⾡
12画
惰
常用漢字
中学
部首:⼼
12画
“遊惰”で始まる語句
遊惰性
遊惰脆弱