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ほおじろ
ふりがな文庫
“ほおじろ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
頬白
96.6%
画眉鳥
3.4%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
頬白
(逆引き)
安宅には
鶯
(
うぐいす
)
、めじろ、
頬白
(
ほおじろ
)
くらいしかわからなかったが、益村家の庭からでも、久太夫の飼っているそれらの小鳥の声がよく聞えたものだ。
滝口
(新字新仮名)
/
山本周五郎
(著)
シコモルの茂みの中には
頬白
(
ほおじろ
)
が騒いでおり、
雀
(
すずめ
)
は勇ましい声を立て、
啄木鳥
(
きつつき
)
はマロニエの幹をよじ上って、樹皮の穴を軽く
啄
(
つつ
)
き回っていた。
レ・ミゼラブル:08 第五部 ジャン・ヴァルジャン
(新字新仮名)
/
ヴィクトル・ユゴー
(著)
ほおじろ(頬白)の例文をもっと
(28作品)
見る
画眉鳥
(逆引き)
これに反して
画眉鳥
(
ほおじろ
)
の雄ばかりは、家庭を女に任せていつでも歌っている。そうして巣のある処から、かなり遠くまで出てあるくようである。
野草雑記・野鳥雑記:02 野鳥雑記
(新字新仮名)
/
柳田国男
(著)
土を食い虫を食い口が渋くなったということを、彼もまた中国の田舎の方言を以て
談
(
かた
)
っていたのである。
画眉鳥
(
ほおじろ
)
が杉や
川楊
(
かわやなぎ
)
などの最上端にとまって、青い天地を眺めつつ啼く声まで、我々には
野草雑記・野鳥雑記:02 野鳥雑記
(新字新仮名)
/
柳田国男
(著)
この秋よく聴いたのは
百舌鳥
(
もず
)
ばかりであった。こやつは一羽いても騒々しいから、
直
(
す
)
ぐに遠方からでも来たなということが知れる。早天には普通百舌鳥の合間に、
画眉鳥
(
ほおじろ
)
の声を聴いたものであった。
野草雑記・野鳥雑記:02 野鳥雑記
(新字新仮名)
/
柳田国男
(著)
ほおじろ(画眉鳥)の例文をもっと
(1作品)
見る
“ほおじろ”の意味
《名詞》
ほおじろ【頬白、頰白】
スズメ目ホオジロ科ホオジロ属に属する鳥の一種。学名:Emberiza cioides。別名、ほほじろ。
(出典:Wiktionary)
検索の候補
ほほじろ
ほゝじろ