“ほゝづゑ”の漢字の書き方と例文
語句割合
頬杖100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
しかねえさんはあいちやんがつてしまつても、頬杖ほゝづゑついてしづみゆく夕日ゆふひながら、可愛かあいあいちやんのことから、またその種々しゆ/″\不思議ふしぎ冐險談ばうけんだんかんがへながら
愛ちやんの夢物語 (旧字旧仮名) / ルイス・キャロル(著)
今日私が机に頬杖ほゝづゑついてぢつとしてゐると、あの子が傍へ来て、私の顔を覗きこんで、姉さんでも何か心配があるかと訊くのよ。それあ私だつて心配があるわよ。
チビの魂 (新字旧仮名) / 徳田秋声(著)
お靜のわだかまりない調子に、八五郎はいつものやうにヌツと入つて長火鉢の前に頬杖ほゝづゑを突きました。