“肉色縮緬”の読み方と例文
読み方割合
にくいろちりめん100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
お俊は両親の紳士を伴へるを見るより、慌忙あわただしく起ちてきたれるが、顔好くはあらねど愛嬌あいきよう深く、いと善く父にたり。高島田にひて、肉色縮緬にくいろちりめんの羽織につまみたるほどの肩揚したり。
金色夜叉 (新字旧仮名) / 尾崎紅葉(著)