愛嬌チャーム)” の例文
ふとくすぐられるようなゆるびを覚えて、双方で噴飯ふきだしてしまうようなことはこれまでにめずらしくなかったが、このごろの笹村の嫌厭けんえんの情は妻のそうした愛嬌チャームを打ち消すに十分であった。
(新字新仮名) / 徳田秋声(著)