-
トップ
>
-
愛嬌
>
-
あいきやう
蘿月は色の白い眼のぱつちりした
面長の
長吉と、
円顔の
口元に
愛嬌のある
眼尻の
上つたお
糸との、若い美しい二人の
姿をば、
人情本の作者が
口絵の
意匠でも考へるやうに
愛嬌もありなか/\
大腹な
仁です、
布袋和尚に
縁があるのは
住居が
悉皆寺です、
殊に
彼程に
成るまでには、
跣足で流れ川を
渡る
様な
危い事も
度々有ツたとさ、遊ぶ時には
大袋を
広げる事もあり
愛嬌こぼるゝ
可愛い
頥で!
“愛嬌”の意味
《名詞》
愛 嬌 (あいきょう 別表記:愛敬)
表情などにかわいげがあること。
人のかわいらしさ。
人をひきこむために意図的に発するしぐさやことば。
(接頭辞「御」を付けて)商店や座などで、興を添えるもの。サービス。
(接頭辞「御」を付けて)寛大に許せるような失敗。見る人の緊張がほぐれかわいらしく感じる欠点。
(出典:Wiktionary)