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あいじゃく
ふりがな文庫
“あいじゃく”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
愛惜
50.0%
愛着
18.2%
哀寂
13.6%
愛著
9.1%
相酌
9.1%
▼ 他 2 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
愛惜
(逆引き)
その作たる、われながら見とれるほどの出来と見ましたけれど、白雲はそれに
愛惜
(
あいじゃく
)
するの
暇
(
いとま
)
を与えずに、早くもここを出立するの用意を整えてしまい
大菩薩峠:24 流転の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
あいじゃく(愛惜)の例文をもっと
(11作品)
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愛着
(逆引き)
薄野呂
(
うすのろ
)
か何ぞのような眠たげな顔をして、いつ話のはずむと云うこともない小野田と親しくなるにつれて、不思議な意地と
愛着
(
あいじゃく
)
とがお島に起って来た。
あらくれ
(新字新仮名)
/
徳田秋声
(著)
あいじゃく(愛着)の例文をもっと
(4作品)
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哀寂
(逆引き)
相談の上で、万吉の体は、やがて
蒲団
(
ふとん
)
ぐるみ、そッと戸板へのせられた。そして、
哀寂
(
あいじゃく
)
とした夕暮、その戸板を黙々として守る人々が桃谷のかれの家へ移って行った。
鳴門秘帖:04 船路の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
あいじゃく(哀寂)の例文をもっと
(3作品)
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愛著
(逆引き)
自然は偉大な容相をもって常にわれわれの目の前にある。これに驚嘆し、これに
愛著
(
あいじゃく
)
し、そうして、俳句に適した範囲内のものを諷詠する。
其処
(
そこ
)
に俳句の天地がある。
俳句への道
(新字新仮名)
/
高浜虚子
(著)
あいじゃく(愛著)の例文をもっと
(2作品)
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相酌
(逆引き)
そこでおれは時々自分の家で飲む時には必らず今の太郎坊と、太郎坊よりは小さかった次郎坊とを二ツならべて、その娘と
相酌
(
あいじゃく
)
でもして飲むような心持で
内々
(
ないない
)
人知らぬ楽みをしていた。
太郎坊
(新字新仮名)
/
幸田露伴
(著)
あいじゃく(相酌)の例文をもっと
(2作品)
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