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薄野呂
ふりがな文庫
“薄野呂”の読み方と例文
読み方
割合
うすのろ
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
うすのろ
(逆引き)
「
焦
(
じ
)
れッてえな、武大さんときたら。だから世間でいうんだよ。
濞
(
はな
)
ッ垂らしの
薄野呂
(
うすのろ
)
だッて。——見ねえな、おらの顔や
手頸
(
てくび
)
を」
新・水滸伝
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
薄野呂
(
うすのろ
)
か何ぞのような眠たげな顔をして、いつ話のはずむと云うこともない小野田と親しくなるにつれて、不思議な意地と
愛着
(
あいじゃく
)
とがお島に起って来た。
あらくれ
(新字新仮名)
/
徳田秋声
(著)
どっから刈りこんでいいか、ぼくは無茶苦茶に足の向いた所から分け入り、歩けた所だけ歩いて、報告する——てやがんだい。ぼくは
薄野呂
(
うすのろ
)
です。そんなんじゃあない。
虚構の春
(新字新仮名)
/
太宰治
(著)
薄野呂(うすのろ)の例文をもっと
(10作品)
見る
薄
常用漢字
中学
部首:⾋
16画
野
常用漢字
小2
部首:⾥
11画
呂
常用漢字
中学
部首:⼝
7画
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