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砕片
ふりがな文庫
“砕片”のいろいろな読み方と例文
旧字:
碎片
読み方
割合
かけら
46.7%
かけ
26.7%
さいへん
13.3%
きれっぱし
6.7%
デプリ
6.7%
▼ 他 2 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
かけら
(逆引き)
あるひは私の拾ひ得たものは瓦と石の
砕片
(
かけら
)
で、さうして他に貴重なものがこぼれてゐたと言つた方が適当かも知れないのである。
忘春詩集:02 忘春詩集
(新字旧仮名)
/
室生犀星
(著)
砕片(かけら)の例文をもっと
(7作品)
見る
かけ
(逆引き)
担
(
にな
)
える
籠
(
かご
)
は覆りて、紙屑、
襤褸切
(
ぼろきれ
)
、
硝子
(
がらす
)
の
砕片
(
かけ
)
など
所狭
(
ところせま
)
く散乱して、
脛
(
すね
)
は地を
蹴
(
け
)
り、手は
空
(
くう
)
を
掴
(
つか
)
みて、
呻吟
(
しんぎん
)
せり。
貧民倶楽部
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
砕片(かけ)の例文をもっと
(4作品)
見る
さいへん
(逆引き)
金博士は、散乱した
硝子
(
ガラス
)
の
砕片
(
さいへん
)
を平気で踏んで、窓際に置かれてある安楽椅子に腰を下ろそうとして、椅子に手をかけた。
大使館の始末機関:――金博士シリーズ・7――
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
砕片(さいへん)の例文をもっと
(2作品)
見る
▼ すべて表示
きれっぱし
(逆引き)
もう今ごろは石の
砕片
(
きれっぱし
)
、一ツなかろう、
仮令
(
よし
)
あってもそれが墳墓であったことを、姉小路卿なる国司の在りし世を忍ばせる石であったことを、誰が知ろう、月の世界に空気なく
梓川の上流
(新字新仮名)
/
小島烏水
(著)
砕片(きれっぱし)の例文をもっと
(1作品)
見る
デプリ
(逆引き)
見あげると、岩頭に吹きつけられた大きな雪塊が、いまにも
雪崩
(
なだ
)
れ落ちて来るかと思われ、うつむけば断崖の下には氷の
砕片
(
デプリ
)
が鋭い鮫の歯を並べている。
ノンシャラン道中記:07 アルプスの潜水夫 ――モンブラン登山の巻
(新字新仮名)
/
久生十蘭
(著)
砕片(デプリ)の例文をもっと
(1作品)
見る
砕
常用漢字
中学
部首:⽯
9画
片
常用漢字
小6
部首:⽚
4画
“砕”で始まる語句
砕
砕粉
砕破
砕作
砕金
砕杯
砕澌
砕玉
砕磔
砕氷船
“砕片”のふりがなが多い著者
小林多喜二
幸田露伴
小島烏水
徳田秋声
三遊亭円朝
福沢諭吉
室生犀星
菊池寛
久生十蘭
吉川英治