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あおむ
ふりがな文庫
“あおむ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
仰向
93.3%
仰
3.7%
仰臥
1.1%
上向
0.4%
仰反
0.4%
俯向
0.4%
傾向
0.4%
真仰向
0.4%
▼ 他 5 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
仰向
(逆引き)
「またやんちゃんが始まるな、」と哲学者は両手で
頤
(
おとがい
)
を支えて、柔和な顔を
仰向
(
あおむ
)
けながら、若吉を
瞶
(
みつ
)
めて
剃立
(
そりたて
)
の
髯
(
ひげ
)
の
痕
(
あと
)
を
撫
(
な
)
で廻す。
湯島詣
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
あおむ(仰向)の例文をもっと
(50作品+)
見る
仰
(逆引き)
それは息もないようなしずかな寝姿であり、見る目
憚
(
はばか
)
らぬこどものように
仰
(
あおむ
)
き踏みはだかった無邪気な寝姿でもある。
富士
(新字新仮名)
/
岡本かの子
(著)
あおむ(仰)の例文をもっと
(10作品)
見る
仰臥
(逆引き)
漸々
(
だん/″\
)
探り寄って春部が
仰臥
(
あおむ
)
けざまに寝ている鼻の上へ斯う手を当てゝ寝息を伺いました。
菊模様皿山奇談
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
あおむ(仰臥)の例文をもっと
(3作品)
見る
▼ すべて表示
上向
(逆引き)
上向
(
あおむ
)
けになつて、すや/\と眠つてゐるんだけれど、妾、その顔を暫く見てゐたら何となく気の毒になつてしまつて、そうツと出て来ちやつたけれど
夜の奇蹟
(新字旧仮名)
/
牧野信一
(著)
あおむ(上向)の例文をもっと
(1作品)
見る
仰反
(逆引き)
彼は背伸びでもするように、顔だけ
仰反
(
あおむ
)
けにしてこっちを見た。
柳橋物語
(新字新仮名)
/
山本周五郎
(著)
あおむ(仰反)の例文をもっと
(1作品)
見る
俯向
(逆引き)
抜けつ
潜
(
くぐ
)
りつ、こやの軽いのにゃ
飽倦
(
あぐね
)
ッちゃって、二人とも大汗になって、トド
打掴
(
ふんづかま
)
え、掛けたのを外しにかかると、
俯向
(
あおむ
)
けに倒れながら、まだ
抵抗
(
てむか
)
う気だ。
わか紫
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
あおむ(俯向)の例文をもっと
(1作品)
見る
傾向
(逆引き)
暑いじゃないかと言葉を掛けて、そのまゝ
傾向
(
あおむ
)
きに大の字なりに
成
(
なっ
)
て倒れた。
福翁自伝:02 福翁自伝
(新字新仮名)
/
福沢諭吉
(著)
あおむ(傾向)の例文をもっと
(1作品)
見る
真仰向
(逆引き)
朱の盤 (
真仰向
(
あおむ
)
けに
承塵
(
てんじょう
)
を仰ぐ)屋の棟に、すでに
輿
(
かご
)
をばお控えなさるる。
天守物語
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
あおむ(真仰向)の例文をもっと
(1作品)
見る
検索の候補
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