“打掴”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ふんづかま50.0%
ぶッつかめ50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
抜けつくぐりつ、こやの軽いのにゃ飽倦あぐねッちゃって、二人とも大汗になって、トド打掴ふんづかまえ、掛けたのを外しにかかると、俯向あおむけに倒れながら、まだ抵抗てむかう気だ。
わか紫 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
いきなり、手をのばすと、その新造しんぞの胸倉を打掴ぶッつかめえて、ぐいと引摺ひきずり込みながら硝子戸がらすどを片手でぴッしゃり。
式部小路 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)