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仰臥
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あおむ
ふりがな文庫
“
仰臥
(
あおむ
)” の例文
父親の牛九郎の方は
仰臥
(
あおむ
)
けしたまま、禿上った前額部の眉の上を
横筋違
(
よこすじか
)
いに耳の近くまでザックリと割られて、
鶏
(
にわとり
)
の内臓みたような
脳漿
(
のうみそ
)
がハミ出している。
巡査辞職
(新字新仮名)
/
夢野久作
(著)
漸々
(
だん/″\
)
探り寄って春部が
仰臥
(
あおむ
)
けざまに寝ている鼻の上へ斯う手を当てゝ寝息を伺いました。
菊模様皿山奇談
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
これさえ引いておけば、
田圃
(
たんぼ
)
は近くっても虫の飛込む悩みもないので、窓も一つ開けたまま、小松原は、昼間はその上へ患者を
仰臥
(
あおむ
)
かせて、内の
国手
(
せんせい
)
が聴診器を当てようという、
寝台
(
ねだい
)
の上。
沼夫人
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
“仰臥”の意味
《名詞》
仰向けに寝ること。
(出典:Wiktionary)
仰
常用漢字
中学
部首:⼈
6画
臥
漢検準1級
部首:⾂
8画
“仰臥”で始まる語句
仰臥漫録