“あおのけ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
40.0%
仰反20.0%
仰向20.0%
仰臥20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
と、スルリと道に辷りあおのけざまに投げ出された。道の泥濘ぬかるみで辷ったのである。
蔦葛木曽棧 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)
そして「うー」とうめくなり仰反あおのけさまに道の上へ顛倒てんとうした。八百助はやおら背伸びをし、手を振り足踏みをした、姿はくるりとけ変わり、輝くような美丈夫に返った。
荷足の仙太と云やア随分名代なでえの無鉄……ナニ誠にそのきつい人だと云って誰でもおめえさんは知ってやす、いつか五十軒で喧嘩の時に、お前さんが仰向あおのけに寝て
彼はうえと疲れでがっくりと仰臥あおのけになったまま、暗い蒼穹おおぞらにきらめく星屑をうち眺めた。
乞食 (新字新仮名) / モーリス・ルヴェル(著)