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あふい
ふりがな文庫
“あふい”の漢字の書き方と例文
語句
割合
仰
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
仰
(逆引き)
高朗の気
骨
(
ほね
)
に
徹
(
とほ
)
り清幽の情肉に浸む
朝
(
あした
)
の趣こそ比ぶるに物なけれ、今しも
仰
(
あふい
)
で彼の天成の
大画
(
たいぐわ
)
に
双眸
(
さふぼう
)
を放ち、
俯
(
ふ
)
して此の自然の妙詩に
隻耳
(
せきじ
)
を傾け、
樹
(
こ
)
の
間
(
ま
)
をくぐり芝生を
辿
(
たど
)
り
火の柱
(新字旧仮名)
/
木下尚江
(著)
仰
(
あふい
)
で此の月明に対する時、伯母の慈愛に
負
(
そむ
)
きて、粟野の山を逃れる十五歳の春の
昔時
(
むかし
)
より、同じ道を
辿
(
たど
)
り行く今の我に至るまで、十有六年の
心裡
(
しんり
)
の経過、歴々浮び来つて無量の感慨
抑
(
おさ
)
ゆべくもあらず
火の柱
(新字旧仮名)
/
木下尚江
(著)
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