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仰飲
ふりがな文庫
“仰飲”のいろいろな読み方と例文
旧字:
仰飮
読み方
割合
あお
95.0%
あふ
5.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
あお
(逆引き)
そういう後では、父はさらに大酒を
仰飲
(
あお
)
って「男の子は男親につくのだ。おふくろの後など追うな。外へ出てゆくと家に入れないぞ」
忘れ残りの記:――四半自叙伝――
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
世間は気次第で
忌々
(
いまいま
)
しくも面白くもなるものゆえ、できるだけは
卑劣
(
けち
)
な
鏽
(
さび
)
を根性に着けず
瀟洒
(
あっさり
)
と世を奇麗に渡りさえすればそれで好いわ、と云いさしてぐいと
仰飲
(
あお
)
ぎ
五重塔
(新字新仮名)
/
幸田露伴
(著)
仰飲(あお)の例文をもっと
(19作品)
見る
あふ
(逆引き)
小兼春吉お房蝶子四の五の云はせず掴むで来い、
臑
(
すね
)
の達者な若い衆頼も、
我家
(
うち
)
へ行て清、仙、鐵、政、誰でも彼でも直に遊びに
遣
(
よ
)
こすやう、といふ片手間にぐい/\
仰飲
(
あふ
)
る間も無く入り来る女共に
五重塔
(新字旧仮名)
/
幸田露伴
(著)
世間は気次第で忌〻しくも面白くもなるもの故、出来るだけは
卑劣
(
けち
)
な
鏽
(
さび
)
を根性に着けず
瀟洒
(
あつさり
)
と世を奇麗に渡りさへすれば其で好いは、と云ひさしてぐいと
仰飲
(
あふ
)
ぎ、後は芝居の噂やら弟子共が
行状
(
みもち
)
の噂
五重塔
(新字旧仮名)
/
幸田露伴
(著)
仰飲(あふ)の例文をもっと
(1作品)
見る
仰
常用漢字
中学
部首:⼈
6画
飲
常用漢字
小3
部首:⾷
12画
“仰”で始まる語句
仰
仰向
仰有
仰山
仰言
仰天
仰臥
仰々
仰付
仰反
“仰飲”のふりがなが多い著者
吉川英治
幸田露伴