“墮(おろ)” の例文
新字:堕
思ひ付たれば或夜おかねと忍び寢(ね)の物語りに我等如何なる縁(えん)有(あ)りてか其の方と斯(かく)深き中なりと腹に子まで妊せし上は末長(すゑなが)く夫婦に成べき所存(しよぞん)なり然ながら今は互に奉公(ほうこう)の身(み)故(ゆゑ)自由(じいう)には成難し然れども追々月も重(かさな)りては奉公(ほうこう)も成まじ因て一先宿へ下り墮(おろ)すとも産(うむ)ともして又々奉公に出られよ尤も宿へ下るに只は
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)