“怪獸”の読み方と例文
新字:怪獣
読み方割合
シメエル100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
その時この白い女人柱カリヤチイドの張切つたの上に、神々かみ/″\の涙がちて、突き刺された怪獸シメエル痍口きずぐちから、血のれるのがみえる。
牧羊神 (旧字旧仮名) / 上田敏(著)
水色みづいろ薔薇ばらの花、虹色にじいろ薔薇ばらの花、怪獸シメエルの眼に浮ぶあやしい色、水色の薔薇ばらの花、おまへのまぶたを少しおあげ、怪獸シメエルよ、おまへはめんと向つて、ぢつと眼と眼と合せるのがこはいのか、僞善ぎぜんの花よ
牧羊神 (旧字旧仮名) / 上田敏(著)