“佐賀町”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
さがちやう66.7%
さがちょう33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「いや、たゞ、ぶらつくので。」とばかりまをはせたごとく、麥稈むぎわらをゆりなほして、そこで、ひだり佐賀町さがちやうはうはひつたのであるが。
深川浅景 (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
木場きばは元祿十年に現在のところへ移つたが、其前そのまへ佐賀町さがちやうが材木河岸で、お船藏は新大橋——兩國橋のつぎにかかつた——附近、幕府の軍艦安宅丸は寛永八年に造られて
花火と大川端 (旧字旧仮名) / 長谷川時雨(著)
水木みきはこの年深川佐賀町さがちょうの洋品商兵庫屋藤次郎ひょうごやとうじろうに再嫁した。二十二歳の時である。
渋江抽斎 (新字新仮名) / 森鴎外(著)