“豊後国佐賀関”の読み方と例文
読み方割合
ぶんごのくにさがのせき100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
舟は豊後国佐賀関ぶんごのくにさがのせきに着いた。鶴崎つるさきを経て、肥後国ひごのくにに入り、阿蘇山あそさんの阿蘇神宮、熊本の清正公せいしょうこうへ祈願に参って、熊本と高橋とを三日ずつ捜して、舟で肥前国ひぜんのくに島原に渡った。そこに二日いて、長崎へ出た。
護持院原の敵討 (新字新仮名) / 森鴎外(著)