“帯金”の読み方と例文
読み方割合
おびがね100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
切出きりだしの小刀とか、はがね帯金おびがねいで作ったのみ位のものであるが、生れつきり性の上に、半年の間退屈まぎれに毎日朝から晩までこつこつ刻んでいたので、一廉ひとかどの彫刻家になってしまったのである。
由布院行 (新字新仮名) / 中谷宇吉郎(著)