“侯爵”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
こうしゃく83.3%
マルキス8.3%
マルケーゼ8.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
さて、ちょうど猫吉の主人、すなわちカラバ侯爵こうしゃくが、水につかってからだを洗っているとき、そこへ王様の馬車が通りかかりました。
「ではパット、あの馬鹿者イディオットについては、これだけのことを云っておこう。さる侯爵マルキスだ——とね」と言葉少なに云うのでした。
潜航艇「鷹の城」 (新字新仮名) / 小栗虫太郎(著)
彼等のうち地のいと低きところに坐して仰ぎながむる者は侯爵マルケーゼグイリエルモなり、彼の爲なりきアレッサンドリアとそのいくさとが 一三三—一三五
神曲:02 浄火 (旧字旧仮名) / アリギエリ・ダンテ(著)