むかし、あるところに、三人むすこをもった、粉ひき男がありました。もともと、びんぼうでしたから、死んだあとで、こどもたちに分けてやる財産といっては、粉ひき臼をまわす風車と、ろばと、それから、猫一ぴきだけしかありませんでした。さていよいよ財産を …
著者 | シャルル・ペロー |
翻訳者 | 楠山正雄 |
ジャンル | 文学 > フランス文学 > 小説 物語 |
原題 | LE MAITRE CHAT OU LE CHAT BOTTE |
文字種別 | 新字新仮名 |
読書目安時間 | 約12分(500文字/分) |
朗読目安時間 | 約20分(300文字/分) |