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手弄
ふりがな文庫
“手弄”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
てなぐさ
68.8%
てなぐさみ
6.3%
てなぶ
6.3%
てまさぐ
6.3%
てまさぐり
6.3%
イヂクリ
6.3%
▼ 他 3 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
てなぐさ
(逆引き)
或は悪魔の
手弄
(
てなぐさ
)
みか、実際この十姉妹の流行は、一時天下を風靡した
万年青
(
おもと
)
と同じく、不可解な魅力を以って、四国を発端にして中国近畿
十姉妹
(新字新仮名)
/
山本勝治
(著)
手弄(てなぐさ)の例文をもっと
(11作品)
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てなぐさみ
(逆引き)
「大きな事を言やがる。お上の御用を
承
(
うけたま
)
はる者が、
手弄
(
てなぐさみ
)
などしちやならねえと、あれほどやかましく言つて居るぢやないか」
銭形平次捕物控:083 鉄砲汁
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
手弄(てなぐさみ)の例文をもっと
(1作品)
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てなぶ
(逆引き)
と
両
(
ふた
)
つ
提
(
さげ
)
の——もうこの頃では、山の爺が
喫
(
の
)
む煙草がバットで差支えないのだけれど、事実を報道する——
根附
(
ねつけ
)
の処を、
独鈷
(
とっこ
)
のように振りながら、
煙管
(
きせる
)
を
手弄
(
てなぶ
)
りつつ、ぶらりと降りたが
灯明之巻
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
手弄(てなぶ)の例文をもっと
(1作品)
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▼ すべて表示
てまさぐ
(逆引き)
宮は言ふところを知らず、
纔
(
わづか
)
に膝の上なる
紅絹
(
もみ
)
を
手弄
(
てまさぐ
)
るのみ。
金色夜叉
(新字旧仮名)
/
尾崎紅葉
(著)
手弄(てまさぐ)の例文をもっと
(1作品)
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てまさぐり
(逆引き)
荒尾譲介は席の
温
(
あたたま
)
る
間
(
ひま
)
の
手弄
(
てまさぐり
)
に放ちも
遣
(
や
)
らぬ
下髯
(
したひげ
)
の、長く忘れたりし友の今を
如何
(
いか
)
にと
観
(
み
)
るに
忙
(
いそがし
)
かり。
金色夜叉
(新字旧仮名)
/
尾崎紅葉
(著)
手弄(てまさぐり)の例文をもっと
(1作品)
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イヂクリ
(逆引き)
碎いたり捏ねたりして
手弄
(
イヂクリ
)
𢌞すとは普通人の忍びないとする所であるのに、之を敢行するに至る原因は抑も如何なる心理より生ずるかが問題となるのである。
天津教古文書の批判
(旧字旧仮名)
/
狩野亨吉
(著)
手弄(イヂクリ)の例文をもっと
(1作品)
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手
常用漢字
小1
部首:⼿
4画
弄
常用漢字
中学
部首:⼶
7画
“手”で始まる語句
手
手拭
手前
手巾
手繰
手許
手向
手綱
手際
手燭
“手弄”のふりがなが多い著者
尾崎紅葉
狩野亨吉
野村胡堂
泉鏡花
中谷宇吉郎