“てなぐさ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
手弄81.8%
手娯9.1%
手慰9.1%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「手前は手弄てなぐさみばかりかと思つたら、何時の間に娘師むすめし強盜たゝきの眞似をするやうになつたんだ」
「手前は手弄てなぐさみばかりかと思ったら、いつの間に娘師や強盗たたきの真似をするようになったんだ」
彼は立ち上って、手紙を持ったまま妻の室に行った。彼女は手娯てなぐさみの刺繍をやっていた。夫の姿を見てその顔を見守った。その眼が「何か御用?」とこう云った。
恩人 (新字新仮名) / 豊島与志雄(著)
「まあ、そんなことかも知れません。その連中には女でも手慰てなぐさみをする者がありますからね。地道じみちなことで無くしたのなら、師匠もそんなに叱る筈はありません。なにか悪いことをしたのでしょうね」
半七捕物帳:54 唐人飴 (新字新仮名) / 岡本綺堂(著)