“不安定”の読み方と例文
読み方割合
ふあんてい100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
爲替相場かはせさうば騰貴とうきにもかゝはらず糸價しかかへつ騰貴とうき賣行うれゆきまた良好りやうかうなりしに米國證劵市場べいこくしようけんしぢやう不安定ふあんてい糸價しか下落げらくしたるは我國わがくに生糸貿易きいとぼうえき非常ひじやう遺憾ゐかんとするところである。
金解禁前後の経済事情 (旧字旧仮名) / 井上準之助(著)
すなは二階建にかいだて二階座敷にかいざしき階下座敷かいかざしき五倍ごばいれるようならば、不安定ふあんてい構造こうぞう判斷はんだんしなければならないが、もし僅々きん/\二倍位にばいぐらゐにしかれないならば、むし堅牢けんろう建物たてもの見做みなしてよいであらう。
地震の話 (旧字旧仮名) / 今村明恒(著)
しかるに十ぐわつ初旬しよじゆんより米國證劵市場べいこくしようけんしぢやう不安定ふあんてい状況じやうきやうとなりついに十一ぐわつりては大紛亂だいふんらん惹起じやくきするにいたつた。
金解禁前後の経済事情 (旧字旧仮名) / 井上準之助(著)