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慙恚
ふりがな文庫
“慙恚”の読み方と例文
読み方
割合
ざんい
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ざんい
(逆引き)
己
(
おれ
)
は次第に世と離れ、人と遠ざかり、憤悶と
慙恚
(
ざんい
)
とによつて益〻己の内なる臆病な自尊心を飼ひふとらせる結果になつた。人間は誰でも猛獸使であり、その猛獸に當るのが、各人の性情だといふ。
山月記
(旧字旧仮名)
/
中島敦
(著)
己
(
おれ
)
は次第に世と離れ、人と遠ざかり、
憤悶
(
ふんもん
)
と
慙恚
(
ざんい
)
とによって
益々
(
ますます
)
己
(
おのれ
)
の内なる臆病な自尊心を飼いふとらせる結果になった。人間は誰でも猛獣使であり、その猛獣に当るのが、各人の性情だという。
山月記
(新字新仮名)
/
中島敦
(著)
慙恚(ざんい)の例文をもっと
(2作品)
見る
慙
漢検1級
部首:⼼
15画
恚
漢検1級
部首:⼼
10画
“慙”で始まる語句
慙愧
慙
慙恨
慙謝
慙入
慙懼
慙死
慙愧叩頭
慙汗憤涙