“つきと”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
突留44.4%
突飛44.4%
突止11.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
突留つきとめるところまで、やって見なけれア分らないと思ったからよ。みんなお前の為だ。お茶代一ぱい、七十円取られた。」
にぎり飯 (新字新仮名) / 永井荷風(著)
つやしにものぐるひな、小助こすけ突飛つきとばしたなり、ちやげた。が、かべすみへばつたりたふれたまゝ突臥つツぷして、なにつてもたゞさめ/″\とくのである。
一席話 (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
御前ごぜん、訳ア御わせん。雪の上に足痕あしあとがついて居やす。足痕をつけて行きゃア、篠田しのだの森ア、直ぐと突止つきとめまさあ。去年中から、へーえ、お庭の崖に居たんでげすか。」
(新字新仮名) / 永井荷風(著)