“つきおと”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
突落61.5%
突墜23.1%
墜落7.7%
7.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
わたしはくらやみたに突落つきおとされたやうにあたゝかいかげといふをこと御座ござりませぬ、はじめのうちなに串談じようだんわざとらしく邪慳じやけんあそばすのとおもふてりましたけれど
十三夜 (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)
果して、内蔵助の口から読み聞かせられた書面と、使者によって伝えられてきた第二の報告は、人々の直感のとおり、赤穂一藩の運命を、絶望の闇へ突墜つきおとすものであった。
新編忠臣蔵 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
「黙れ! 青二才め! 黙りおろう! いつまでもツベコベかすなら貴様も生地獄へ墜落つきおとして○○の餌食にしてしまうぞ!」
物凄き人喰い花の怪 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)
ひとふなり温順おとなしう嫁入よめいつてわたしを、自然しぜん此樣こんうんこしらへていて、盲者めくらたにつきおとすやうなことあそばす、神樣かみさまといふのですかなんですか、其方そのかたじつうらめしい
この子 (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)