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おしおと
其
旧記の
中に元文五年庚申(今より百年まへ)正月廿三日
暁、
湯沢宿の
枝村
掘切村の
后の山より
雪頽不意に
押落し、
其响百
雷の如く、百姓彦右ヱ門浅右ヱ門の
両家なだれにうたれて家つぶれ
其
旧記の
中に元文五年庚申(今より百年まへ)正月廿三日
暁、
湯沢宿の
枝村
掘切村の
后の山より
雪頽不意に
押落し、
其响百
雷の如く、百姓彦右ヱ門浅右ヱ門の
両家なだれにうたれて家つぶれ
右手に険崖
矗立せる所を
陥擠山と呼び、ナザレ人等が基督を
擠さんとせし所と伝ふ。