“磤”の読み方と例文
読み方割合
はた100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
彼はこれのみ開封せずして、やがて他の読壳よみがらと一つに投入れし鞄をはたと閉づるや、枕に引寄せて仰臥あふぎふすと見れば、はや目をふさぎてねむりを促さんと為るなりき。されども、彼はねぶるを得べきか。
金色夜叉 (新字旧仮名) / 尾崎紅葉(著)