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微禄
ふりがな文庫
“微禄”のいろいろな読み方と例文
旧字:
微祿
読み方
割合
びろく
95.2%
よわり
4.8%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
びろく
(逆引き)
『笑い事ではござらぬ。まだ
微禄
(
びろく
)
だし、何の御奉公
効
(
が
)
いも現しておらぬ故、遠慮申しているが、何ぞの折に、
娶
(
めと
)
ろうと考えておる』
濞かみ浪人
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
お役を勤めて、ご
恩
(
おん
)
を報じるなどは、栄達を求める
微禄
(
びろく
)
の
輩
(
はい
)
に任せておけばよろしいのだと思うが、ご貴殿のお考えは、どうありましょう
無惨やな
(新字新仮名)
/
久生十蘭
(著)
微禄(びろく)の例文をもっと
(20作品)
見る
よわり
(逆引き)
どうもお恥かしくって……実は
貴方
(
あんた
)
さんも御存じの通り、旦那様も
彼
(
あ
)
ア云う訳になりましてねえ、仕方なく私ももう段々身体も悪し、
微禄
(
よわり
)
ましてしまったから
霧陰伊香保湯煙
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
微禄(よわり)の例文をもっと
(1作品)
見る
微
常用漢字
中学
部首:⼻
13画
禄
漢検準1級
部首:⽰
12画
“微”で始まる語句
微笑
微
微塵
微風
微行
微妙
微暗
微酔
微醺
微温
“微禄”のふりがなが多い著者
淡島寒月
三遊亭円朝
吉川英治
佐々木味津三
佐々木邦
徳田秋声
中里介山
谷崎潤一郎
長谷川時雨
泉鏡花