“曼荼羅”の読み方と例文
読み方割合
まんだら100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
私が壇を設け棚をしつらえ、置くべき所に物を置いて、これと日夜を送るのは、丁度真言しんごんの坊さんたちが、曼荼羅まんだらを構えて、諸仏を念じるようなものである。
民芸四十年 (新字新仮名) / 柳宗悦(著)
その隣りの最教寺は日蓮宗で、ここの宝物には蒙古退治の曼荼羅まんだらがあるというので有名でした。
天葢てんがいというても兩端りやうたんわらびのやうにまかれたせま松板まついたを二まいあはせたまでのものにすぎない簡單かんたんなものである。すゝけたかべにはれもふるぼけたあか曼荼羅まんだら大幅おほふくかざりのやうにけられた。
(旧字旧仮名) / 長塚節(著)