“拊”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
79.2%
はた12.5%
そたた4.2%
たた4.2%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
さて、題だが……題は何としよう? 此奴こいつには昔から附倦つけあぐんだものだッけ……と思案の末、はたと膝をって、平凡! 平凡に、限る。
平凡 (新字新仮名) / 二葉亭四迷(著)
いままでそのうへについてあたゝかだつた膝頭ひざがしら冷々ひや/\とする、身體からだれはせぬかとうたがつて、彼處此處あちこちそでえりはたいてた。仕事最中しごとさいちう、こんな心持こゝろもちのしたことははじめてである。
三尺角 (旧字旧仮名) / 泉鏡花(著)
どよみはむねそたたきて
白羊宮 (旧字旧仮名) / 薄田泣菫薄田淳介(著)
渠は気軽に御者の肩をたたきて
義血侠血 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)