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働
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はた
ふりがな文庫
“
働
(
はた
)” の例文
「
働
(
はた
)
らくのも
可
(
い
)
いが、
働
(
はた
)
らくなら、生活以上の
働
(
はたらき
)
でなくつちや名誉にならない。あらゆる神聖な労力は、みんな
麺麭
(
パン
)
を離れてゐる」
それから
(新字旧仮名)
/
夏目漱石
(著)
お
前
(
まへ
)
さんは
日
(
ひ
)
の
出
(
で
)
の
盛
(
さかん
)
な
處
(
ところ
)
を
見
(
み
)
て、
元氣
(
げんき
)
よく
働
(
はた
)
らいたのは
宜
(
よろ
)
しい、これからは、
其美
(
そのうつ
)
くしい
處
(
ところ
)
を
見
(
み
)
て、
美
(
うつ
)
くしい
働
(
はたらき
)
をも
爲
(
す
)
るが
可
(
よ
)
からう。
美
(
うつく
)
しい
事
(
こと
)
を。
日の出
(旧字旧仮名)
/
国木田独歩
(著)
愍
(
あはれ
)
み給ふ故ならん
爰
(
こゝ
)
は一番二人が力を
盡
(
つく
)
して
働
(
はた
)
らかにやならぬ
其方
(
そなた
)
何
(
なん
)
と思ふと問けるに助十も
素
(
もと
)
より
正直者
(
しやうぢきもの
)
にて勘太とは
大
(
だい
)
の不和なれば
云
(
いふ
)
にや及ぶ力を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
臨床方面では既に学生時代から郡会病院で
働
(
はた
)
らき、そののち郡会医を勤めた経験もあること、などを述べている。
チェーホフ序説:――一つの反措定として――
(新字新仮名)
/
神西清
(著)
「さあ、みんなよく
働
(
はた
)
いてくれましたね。おいしいおしるこができたから、
入
(
はい
)
ってお
食
(
た
)
べなさい。」と、
吉郎
(
よしお
)
くんのお
母
(
かあ
)
さんが、
戸口
(
とぐち
)
へ
出
(
で
)
てきて三
人
(
にん
)
をお
呼
(
よ
)
びになりました。
雪消え近く
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
▼ もっと見る
(私、もうお母さんと
一緒
(
いっしょ
)
に
働
(
はた
)
らこうと思います。
勉強
(
べんきょう
)
している
暇
(
ひま
)
はないんです。)
雁の童子
(新字新仮名)
/
宮沢賢治
(著)
一人
(
ひとり
)
のその
若
(
わか
)
い
女性
(
ぢよせい
)
にさういふ
風
(
ふう
)
に
働
(
はた
)
らきかけて
行
(
い
)
つたのは
事実
(
じじつ
)
であつた。
彼女の周囲
(新字旧仮名)
/
徳田秋声
(著)
その
鈍
(
にぶ
)
き
容態
(
なりふり
)
のいづこにか
猾
(
ずる
)
き
眼
(
め
)
を
働
(
はた
)
らかせにやにやと笑ひつつあり。
東京景物詩及其他
(新字旧仮名)
/
北原白秋
(著)
さうすりや、何を
働
(
はた
)
らいたつて、又どう
働
(
はた
)
らいたつて、構はない、只
麺麭
(
パン
)
が得られゝば
好
(
い
)
いと云ふ事に帰着して仕舞ふぢやないか。
それから
(新字旧仮名)
/
夏目漱石
(著)
三郎兵衞方へ申入れしに早速
承知
(
しようち
)
しければ庄藏は我家へ歸り其
趣
(
おもぶ
)
きを常樂院へ物語れば常樂院は
偏
(
ひとへ
)
に足下の
働
(
はた
)
らきなりしと
賞賛
(
しやうさん
)
し庄藏を案内として大和屋三郎兵衞方に
赴
(
おもむ
)
き
辯
(
べん
)
を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
「私は、今
事務所
(
じむしょ
)
から、こちらで
働
(
はた
)
らけと云われてやって
参
(
まい
)
りました。」
耕耘部の時計
(新字新仮名)
/
宮沢賢治
(著)
一日
(
いちにち
)
又
(
また
)
一日
(
いちにち
)
と
働
(
はた
)
らいて
老
(
おい
)
の
至
(
いた
)
るのを
少
(
すこ
)
しも
感
(
かん
)
じない
樣子
(
やうす
)
です。
日の出
(旧字旧仮名)
/
国木田独歩
(著)
「猛烈には
働
(
はた
)
らけるかも知れないが誠実には
働
(
はた
)
らき
悪
(
にく
)
いよ。
食
(
く
)
ふ
為
(
ため
)
の
働
(
はた
)
らきと云ふと、つまり
食
(
く
)
ふのと、
働
(
はた
)
らくのと
何方
(
どつち
)
が目的だと思ふ」
それから
(新字旧仮名)
/
夏目漱石
(著)
(馬は
仕方
(
しかた
)
ない。もう大きくなったからこれから
独
(
ひと
)
りで
働
(
はた
)
らくんだ。)
雁の童子
(新字新仮名)
/
宮沢賢治
(著)
爰
(
こゝ
)
に彼長庵が惡事の
手先
(
てさき
)
を
働
(
はた
)
らき十兵衞の女房お安を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
それも
下女
(
げぢよ
)
が
臺所
(
だいどころ
)
で
働
(
はた
)
らいてゐるときは、
未
(
ま
)
だしもだが、
清
(
きよ
)
の
影
(
かげ
)
も
音
(
おと
)
もしないとなると、
猶
(
なほ
)
の
事
(
こと
)
變
(
へん
)
に
窮屈
(
きゆうくつ
)
な
感
(
かん
)
じが
起
(
おこ
)
つた。
門
(旧字旧仮名)
/
夏目漱石
(著)
どんなに
精力
(
せいりよく
)
を
消耗
(
せうかう
)
する
仕事
(
しごと
)
でも
可
(
い
)
いから、もう
少
(
すこ
)
し
積極的
(
せききよくてき
)
に
身體
(
からだ
)
を
働
(
はた
)
らかしたく
思
(
おも
)
つた。
門
(旧字旧仮名)
/
夏目漱石
(著)
彼
(
かれ
)
は
赤
(
あか
)
い
手
(
て
)
を
無言
(
むごん
)
の
儘
(
まゝ
)
働
(
はた
)
らかしながら、
馬尻
(
ばけつ
)
の
中
(
なか
)
で
雜巾
(
ざふきん
)
を
絞
(
しぼ
)
つて
障子
(
しやうじ
)
の
棧
(
さん
)
を
拭
(
ふ
)
き
出
(
だ
)
した。
門
(旧字旧仮名)
/
夏目漱石
(著)
三四郎は
母
(
はゝ
)
から
来
(
き
)
た三拾円を枕元へ置いて寐た。此三拾円も運命の翻弄が
産
(
う
)
んだものである。此三拾円が是から
先
(
さき
)
どんな
働
(
はた
)
らきをするか、丸で
分
(
わか
)
らない。自分はこれを美禰子に
返
(
かへ
)
しに
行
(
ゆ
)
く。
三四郎
(新字旧仮名)
/
夏目漱石
(著)
“働(
労働
)”の解説
労働(ろうどう、en: Labor)とは、人間が自然に働きかけて、生活手段や生産手段などをつくり出す活動のこと(経済学)。からだを使って働くこと。
(出典:Wikipedia)
働
常用漢字
小4
部首:⼈
13画
“働”を含む語句
労働者
労働
仲働
勞働
自働車
中働
立働
下働
勞働者
労働大学
労働服
御働
自働革砥
働作
働人
統一労働総同盟
働手
自働
気働
一働
...