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気働
ふりがな文庫
“気働”の読み方と例文
読み方
割合
きばたら
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
きばたら
(逆引き)
小山田庄左衛門は、世皆知るとおり、討入の直前に脱走して、彼らしい
気働
(
きばたら
)
きから、不義士の名を百世に買ってしまった。
濞かみ浪人
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
山男などと
附合
(
つきあい
)
をするのは、いずれ身のためには
好
(
よ
)
くないことだと話し合っていたそうであるが、もしこの樵夫にせめて松任の餅屋ほどの
気働
(
きばたら
)
きがあったら
山の人生
(新字新仮名)
/
柳田国男
(著)
その点で漱石は前の世代の人であった。それだけに漱石は、言葉に現わさずとも心が通じ合うということ、すなわち昔の人のいう「
気働
(
きばたら
)
き」を求めていたと思う。
漱石の人物
(新字新仮名)
/
和辻哲郎
(著)
気働(きばたら)の例文をもっと
(3作品)
見る
気
常用漢字
小1
部首:⽓
6画
働
常用漢字
小4
部首:⼈
13画
“気”で始まる語句
気
気色
気遣
気勢
気持
気質
気障
気配
気味
気高
“気働”のふりがなが多い著者
柳田国男
和辻哲郎
吉川英治