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立働
読み方 | 割合 |
たちはたら | 85.7% |
たちはた | 14.3% |
余所の見る目もいと
殊勝に
立働きてゐたりしが、
故あつて再び身を
新橋の
教坊に置き
藤間某と名乗りて
児女に
歌舞を
教ゆ。
さし出し夫より
四邊を
立働く
隙に
傍らに立掛ありし鐵の
延棒を
故意と足にて
蹴倒し見るに少しも
動かず因て彌助は目方を
無理に無理を押し通して
立働らいていたばかりでなく、昨年の正月に血を
喀いてたおれた時にも、死ぬが死ぬまで意識の
混濁を見せなかったものである。