“喀”の読み方と例文
読み方割合
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
無理に無理を押し通して立働らいていたばかりでなく、昨年の正月に血をいてたおれた時にも、死ぬが死ぬまで意識の混濁を見せなかったものである。
木魂 (新字新仮名) / 夢野久作(著)
なあに、武男さんはまだ帰って来ないから、相談も納得もありゃしないが、お浪さんがまた血をいたンだ。ところで御隠居ももうだめだ、武男が帰らんうちに断行するといっているそうだ。
小説 不如帰  (新字新仮名) / 徳冨蘆花(著)
もう一つの方は、極めて微妙な・徴候の容易に認め難い病気であって、軽いが出、顔色が蒼ざめ、身体が疲れ、痩せ衰えて何時の間にか死ぬのである。血をくこともあれば、かないこともある。
南島譚:01 幸福 (新字新仮名) / 中島敦(著)