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雜巾
ふりがな文庫
“雜巾”のいろいろな読み方と例文
新字:
雑巾
読み方
割合
ざふきん
90.9%
ぞうきん
9.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ざふきん
(逆引き)
「褒められるほどの心掛けでもありせんが、今朝もちよいと丁寧に
雜巾
(
ざふきん
)
を掛け過ぎて、この通りまだ板仕切も椽側も濡れて居ります」
銭形平次捕物控:318 敵の娘
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
細
(
ほそ
)
い
針
(
はり
)
ほどな
侏儒
(
いつすんぼふし
)
が、
一
(
ひと
)
つ/\、と、
歩行
(
ある
)
き
出
(
だ
)
しさうな
氣勢
(
けはひ
)
がある。
吃驚
(
びつくり
)
して、
煮湯
(
にえゆ
)
で
雜巾
(
ざふきん
)
を
絞
(
しぼ
)
つて、よく
拭
(
ぬぐ
)
つて、
先
(
ま
)
づ
退治
(
たいぢ
)
た。
くさびら
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
雜巾(ざふきん)の例文をもっと
(10作品)
見る
ぞうきん
(逆引き)
此邸
(
こゝ
)
にては
煤取
(
すゝとり
)
の
笹
(
さゝ
)
の
葉
(
は
)
座敷
(
ざしき
)
にこぼれて、
冷
(
ひや
)
めし
草履
(
ぞうり
)
こゝかしこの
廊下
(
らうか
)
に
散
(
ちり
)
みだれ、お
雜巾
(
ぞうきん
)
かけまする
物
(
もの
)
、お
疊
(
たゝみ
)
たゝく
物
(
もの
)
、
家内
(
かない
)
の
調度
(
てうど
)
になひ
廻
(
まは
)
るも
有
(
あ
)
れば、お
振舞
(
ふるまひ
)
の
酒
(
さゝ
)
に
醉
(
ゑ
)
ふて
われから
(旧字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
聞人
(
きくひと
)
なげに
遠慮
(
ゑんりよ
)
なき
高聲
(
たかごゑ
)
、
福
(
ふく
)
も
相槌
(
あひづち
)
例
(
れい
)
の
調子
(
てうし
)
に、もう一ト
働
(
はたら
)
きやつて
除
(
の
)
けよう、
安
(
やす
)
さんは
下廻
(
したまは
)
りを
頼
(
たの
)
みます、
私
(
わたし
)
はも一
度
(
ど
)
此處
(
こゝ
)
を
拭
(
ふ
)
いて、
今度
(
こんど
)
はお
藏
(
くら
)
だとて、
雜巾
(
ぞうきん
)
がけしつ/\と
始
(
はじ
)
めれば
われから
(旧字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
雜巾(ぞうきん)の例文をもっと
(1作品)
見る
雜
部首:⾫
18画
巾
常用漢字
中学
部首:⼱
3画
“雜巾”で始まる語句
雜巾掛
検索の候補
濕雜巾
濡雜巾
竿雜巾
雜巾掛
“雜巾”のふりがなが多い著者
宇野浩二
正宗白鳥
樋口一葉
泉鏡太郎
泉鏡花
夏目漱石
野村胡堂