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此邸
ふりがな文庫
“此邸”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
ここ
36.4%
このやしき
18.2%
こゝ
9.1%
こちら
9.1%
このうち
9.1%
このてい
9.1%
こヽ
9.1%
▼ 他 4 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ここ
(逆引き)
「それがしは、戦の後、姫路城の抑えに参った徳川方の者だが、主命をおびて、播州
境
(
ざかい
)
に木戸を設け往来人を
検
(
あらた
)
めていたところ、
此邸
(
ここ
)
の——」
宮本武蔵:02 地の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
此邸(ここ)の例文をもっと
(4作品)
見る
このやしき
(逆引き)
まだ年の若い元気な二人は、自分達の会話が、傍に居合す
此邸
(
このやしき
)
の主人の勝平にどんな影響を与えているかと
云
(
い
)
う事は、夢にも気の付いていないように、無遠慮に自由に話し進んだ。
真珠夫人
(新字新仮名)
/
菊池寛
(著)
此邸(このやしき)の例文をもっと
(2作品)
見る
こゝ
(逆引き)
此邸
(
こゝ
)
にては
煤取
(
すゝとり
)
の
笹
(
さゝ
)
の
葉
(
は
)
座敷
(
ざしき
)
にこぼれて、
冷
(
ひや
)
めし
草履
(
ぞうり
)
こゝかしこの
廊下
(
らうか
)
に
散
(
ちり
)
みだれ、お
雜巾
(
ぞうきん
)
かけまする
物
(
もの
)
、お
疊
(
たゝみ
)
たゝく
物
(
もの
)
、
家内
(
かない
)
の
調度
(
てうど
)
になひ
廻
(
まは
)
るも
有
(
あ
)
れば、お
振舞
(
ふるまひ
)
の
酒
(
さゝ
)
に
醉
(
ゑ
)
ふて
われから
(旧字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
此邸(こゝ)の例文をもっと
(1作品)
見る
▼ すべて表示
こちら
(逆引き)
手裏剣
(
しゅりけん
)
を抜いて
発矢
(
はっし
)
と投げる。投げた方角は薩州邸の馬場から
此邸
(
こちら
)
の隔ての塀あたり。
大菩薩峠:10 市中騒動の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
此邸(こちら)の例文をもっと
(1作品)
見る
このうち
(逆引き)
初春のことで、かねて
此邸
(
このうち
)
だと思う、武家の
後家
(
ごけ
)
の住居をつきとめると、流していた一文
獅子
(
じし
)
を引っぱってきて、賑わしく窓下で、あるっかぎりの芸当をさせ、自分は離れた向う角にいた。
旧聞日本橋:20 西川小りん
(新字新仮名)
/
長谷川時雨
(著)
此邸(このうち)の例文をもっと
(1作品)
見る
このてい
(逆引き)
彼寺
(
かのてら
)
、
此邸
(
このてい
)
、皆
其
(
それ
)
等古人の目に触れ、前の橋、
後
(
うしろ
)
の
路
(
みち
)
、
凡
(
すべ
)
て
其
(
それ
)
等偉人の足跡を
印
(
しる
)
して居るのだと思へば予の胸は
自
(
おのづ
)
から
跳
(
をど
)
る。
巴里より
(新字旧仮名)
/
与謝野寛
、
与謝野晶子
(著)
此邸(このてい)の例文をもっと
(1作品)
見る
こヽ
(逆引き)
鎌倉
(
かまくら
)
へ
行
(
ゆ
)
かばお
歸
(
かへ
)
りの
無
(
な
)
きに
極
(
き
)
まりたれば、
殘
(
のこ
)
りて
淋
(
さび
)
しからんより
我
(
わ
)
れも
一處
(
とも
)
にゆき、
我
(
わ
)
れも
此邸
(
こヽ
)
に
歸
(
かへ
)
るまじ、
父樣
(
とうさま
)
も
嫌
(
い
)
や
母樣
(
かあさま
)
も
嫌
(
い
)
や、
誰
(
た
)
れを
捨
(
す
)
てヽも
諸共
(
もろとも
)
に
行
(
ゆ
)
かんと
計
(
ばか
)
り、
令孃
(
ひめ
)
は
靜
(
しづ
)
かに
諭
(
さと
)
して
暁月夜
(旧字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
此邸(こヽ)の例文をもっと
(1作品)
見る
此
漢検準1級
部首:⽌
6画
邸
常用漢字
中学
部首:⾢
8画
“此”で始まる語句
此方
此
此処
此家
此奴
此處
此間
此所
此頃
此様
“此邸”のふりがなが多い著者
与謝野寛
清水紫琴
樋口一葉
モーリス・ルヴェル
中里介山
吉川英治
長谷川時雨
菊池寛
与謝野晶子
野村胡堂