“このてい”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
此体60.0%
此體20.0%
此邸20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
筆者は正月三日後(ご)に風を引いて持病が起つて寝てゐるので、渡辺を以(もつ)て首領にことわらせた。此体(このてい)では事を挙げられる日になつても所詮(しよせん)働く事は出来ぬから、切腹して詫(わ)びようと云つたのである。
大塩平八郎 (新字旧仮名) / 森鴎外(著)
床(ゆか)より引下し拳(こぶし)を上て既(すで)に打(うた)んとなす此時近邊(きんぺん)の者先刻よりの聲高(こゑだか)を聞付何ことやらんと來りしが此體(このてい)を見て周章(あわて)て捕押(とりおさ)へ種々靱負を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
上當年五十三歳に相成候と云たる體(てい)顏色(がんしよく)殊(こと)の外(ほか)痩衰(やせおとろ)へ肉(にく)落(おち)骨(ほね)顯(あら)はれ聲(こゑ)皺枯(しわがれ)て高く上(あげ)得(え)ず何樣數日手強(てづよ)き拷問に掛りし樣子なり大岡殿此體(このてい)を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
彼寺(かのてら)、此邸(このてい)、皆其(それ)等古人の目に触れ、前の橋、後(うしろ)の路(みち)、凡(すべ)て其(それ)等偉人の足跡を印(しる)して居るのだと思へば予の胸は自(おのづ)から跳(をど)る。
巴里より (新字旧仮名) / 与謝野寛、与謝野晶子(著)