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皺枯
ふりがな文庫
“皺枯”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
しわが
67.4%
しゃが
16.3%
しゃがれ
4.7%
しやが
4.7%
しわがれ
4.7%
しはが
2.3%
▼ 他 3 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
しわが
(逆引き)
「案外智恵のない男だねえ——」と黒布の人物は
皺枯
(
しわが
)
れ声でいった。皺枯れ声だったけれども、確かに女性の声に紛れもなかった。
恐怖の口笛
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
皺枯(しわが)の例文をもっと
(29作品)
見る
しゃが
(逆引き)
やや
皺枯
(
しゃが
)
れた年輩ものの声と、もう一つは、たしかに聴き覚えのある、あの雪之丞の和らかく美しい声が、ひそひそと
囁
(
ささや
)
き合っているのだった。
雪之丞変化
(新字新仮名)
/
三上於菟吉
(著)
皺枯(しゃが)の例文をもっと
(7作品)
見る
しゃがれ
(逆引き)
馬作は
尾籠
(
びろう
)
なお話だがげろ/\吐きまして、腹は
終
(
しま
)
いには何もないので、物も出ませんで、
皺枯
(
しゃがれ
)
っ声になりまして南無金比羅大権現、南無水天宮
松の操美人の生埋:02 侠骨今に馨く賊胆猶お腥し
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
皺枯(しゃがれ)の例文をもっと
(2作品)
見る
▼ すべて表示
しやが
(逆引き)
たしかに其は父の声で——
皺枯
(
しやが
)
れた中にも威厳のある父の声で、あの深い
烏帽子
(
ゑぼし
)
ヶ
嶽
(
だけ
)
の
谷間
(
たにあひ
)
から、遠く
斯
(
こ
)
の飯山に居る丑松を呼ぶやうに聞えた。
破戒
(新字旧仮名)
/
島崎藤村
(著)
皺枯(しやが)の例文をもっと
(2作品)
見る
しわがれ
(逆引き)
上當年五十三歳に相成候と云たる
體
(
てい
)
顏色
(
がんしよく
)
殊
(
こと
)
の
外
(
ほか
)
痩衰
(
やせおとろ
)
へ
肉
(
にく
)
落
(
おち
)
骨
(
ほね
)
顯
(
あら
)
はれ
聲
(
こゑ
)
皺枯
(
しわがれ
)
て高く
上
(
あげ
)
得
(
え
)
ず何樣數日
手強
(
てづよ
)
き拷問に掛りし樣子なり大岡殿
此體
(
このてい
)
を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
皺枯(しわがれ)の例文をもっと
(2作品)
見る
しはが
(逆引き)
乃ち
皺枯
(
しはが
)
れた父の口小言、第一に目にしたものは、何時も
襷
(
たすき
)
を外した事のない母の姿で、無邪気な幼心に、父と云ふものは恐いもの、母と云ふものは
痛
(
いたま
)
しいものだと云ふ考へが
一月一日
(新字旧仮名)
/
永井荷風
(著)
皺枯(しはが)の例文をもっと
(1作品)
見る
皺
漢検1級
部首:⽪
15画
枯
常用漢字
中学
部首:⽊
9画
“皺枯”で始まる語句
皺枯声
皺枯聲
検索の候補
皺枯声
皺枯聲
“皺枯”のふりがなが多い著者
杉山萠円
三上於菟吉
三遊亭円朝
島崎藤村
海野十三
作者不詳
直木三十五
有島武郎
幸田露伴
夏目漱石