“しわがれ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
皺枯50.0%
咳嗄25.0%
25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
僧「それから又きにかゝると、また皺枯しわがれた声での底の方でぼーずと云うじゃて」
菊模様皿山奇談 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)
がたがたふるえている女を、男は自分のひざの所へ引き据えて、咳嗄しわがれた声で、「マリイ、マリイ」と呼んだ。
みれん (新字新仮名) / アルツール・シュニッツレル(著)
「どう致しまして、」と奥でしわがれた声がして、つゞい咳嗽せきがして、火鉢の縁をたたく煙管きせるの音が重く響いた。
二少女 (新字新仮名) / 国木田独歩(著)