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此体
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このてい
グツト睨み置き
偖風呂に
入りて銘々
一閑張の机を借り受け
駄洒中止紀行に取りかゝる宿の人
此体を見て不審がる二時間ほどにして露伴子
先づ筆を
筆者は正月三日
後に風を引いて持病が起つて寝てゐるので、渡辺を
以て首領にことわらせた。
此体では事を挙げられる日になつても
所詮働く事は出来ぬから、切腹して
詫びようと云つたのである。
お
手づからなる
名譽はあれど、
戀に
本尊あれば
傍だちに
觸れる
眼なく、一
心おもひ
込みては
有し
昔しの
敏ならで、
可惜廿四の
勉強ざかりを
此体たらく
殘念とも
思はねばこそ、
甚之助に
追從しあるきて