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肩頭
ふりがな文庫
“肩頭”の読み方と例文
読み方
割合
かたさき
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
かたさき
(逆引き)
姉
(
あね
)
は、ずっと
脊
(
せい
)
が
高
(
たか
)
かった。そして、
黒
(
くろ
)
い
髪
(
かみ
)
が、
長
(
なが
)
く
肩頭
(
かたさき
)
から
垂
(
た
)
れていました。
彼女
(
かのじょ
)
は、
指先
(
ゆびさき
)
でその
髪
(
かみ
)
をいじっていました。
灰色の姉と桃色の妹
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
宮の
肩頭
(
かたさき
)
を
捉
(
と
)
りて貫一は
此方
(
こなた
)
に引向けんとすれば、
為
(
な
)
すままに彼は
緩
(
ゆる
)
く身を
廻
(
めぐら
)
したれど、顔のみは
可羞
(
はぢがまし
)
く
背
(
そむ
)
けてゐたり。
金色夜叉
(新字旧仮名)
/
尾崎紅葉
(著)
これまでなりと観念したる白糸は、持ちたる出刃を取り直し、躍り狂う内儀の
吭
(
のんど
)
を
目懸
(
めが
)
けてただ一突きと突きたりしに、
覘
(
ねら
)
いを
外
(
はず
)
して
肩頭
(
かたさき
)
を
刎
(
は
)
ね
斫
(
き
)
りたり。
義血侠血
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
肩頭(かたさき)の例文をもっと
(4作品)
見る
肩
常用漢字
中学
部首:⾁
8画
頭
常用漢字
小2
部首:⾴
16画
“肩”で始まる語句
肩
肩衣
肩胛骨
肩掛
肩肘
肩章
肩身
肩肱
肩越
肩書
“肩頭”のふりがなが多い著者
尾崎紅葉
清水紫琴
泉鏡花
小川未明