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二十
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はた
ふりがな文庫
“
二十
(
はた
)” の例文
わが父は
八十
(
やそ
)
ちかき
爺
(
をぢ
)
、國いでてすでに
二十
(
はた
)
とせ、この頃は夢に立ち
來
(
く
)
と、
亡
(
な
)
き友の夜ごと寄り
來
(
く
)
と、樂しよとひと夜もおちず、よく寢むと
衾
(
ふすま
)
かつぎて、今宵はも
何
(
ど
)
の誰か來む、早や待つと
白南風
(旧字旧仮名)
/
北原白秋
(著)
町役所の
土壇
(
テラッス
)
に持ち出された大眺望鏡を十重
二十
(
はた
)
重に取り囲んだ群集が、いずれも殺気だった面持で虚空をみつめているので、日ごろ物見高いコン吉はたちまち活況を呈してそっちへ駆け寄り
ノンシャラン道中記:07 アルプスの潜水夫 ――モンブラン登山の巻
(新字新仮名)
/
久生十蘭
(著)
二十
(
はた
)
とせのうすきいのちのひびきありと浪華の夏の歌に泣きし君
みだれ髪
(新字旧仮名)
/
与謝野晶子
(著)
ああ
百年
(
ももとせ
)
か、
二十
(
はた
)
とせか。
春鳥集
(旧字旧仮名)
/
蒲原有明
(著)
思へば
二十
(
はた
)
とせこの家に
偏奇館吟草
(新字旧仮名)
/
永井荷風
、
永井壮吉
(著)
▼ もっと見る
わが父は
八十
(
やそ
)
ちかき
爺
(
をぢ
)
、国いでてすでに
二十
(
はた
)
とせ、この頃は夢に立ち
来
(
く
)
と、
亡
(
な
)
き友の夜ごと寄り
来
(
く
)
と、楽しよとひと夜もおちず、よく寝むと
衾
(
ふすま
)
かつぎて、今宵はも
何
(
ど
)
の誰か来む、早や待つと
白南風
(新字旧仮名)
/
北原白秋
(著)
二十
(
はた
)
とせの我世の
幸
(
さち
)
はうすかりきせめて今見る夢やすかれな
みだれ髪
(新字旧仮名)
/
与謝野晶子
(著)
百年
(
ももとせ
)
の土、
二十
(
はた
)
とせの
春鳥集
(旧字旧仮名)
/
蒲原有明
(著)
常磐木の
十
(
と
)
もと
二十
(
はた
)
もと
晶子詩篇全集拾遺
(新字旧仮名)
/
与謝野晶子
(著)
“二十”の意味
《名詞》
二十(はたち)
20歳。
《数詞》
二十(にじゅう)
20、はた、卄、廿、廾。
(出典:Wiktionary)
二
常用漢字
小1
部首:⼆
2画
十
常用漢字
小1
部首:⼗
2画
“二十”で始まる語句
二十歳
二十日
二十日鼠
二十重
二十年
二十合
二十尋
二十日過
二十日目
二十四