トップ
>
『半七雑感』
ふりがな文庫
『
半七雑感
(
はんしちざっかん
)
』
岡本綺堂氏の「半七捕物帳」その主人公の半七に就いて些私見を述べることにする。 「……三十二三の痩ぎすの男で、縞の着物に縞の羽織を着て誰の眼にも生地の堅気とみえる町人風であった。色の浅黒い鼻の高い、芸人か何ぞのように表情に富んだ眼を有っている …
著者
国枝史郎
ジャンル
文学 > 日本文学 > 評論 エッセイ 随筆
初出
「新青年 新春増刊号」1926(大正15)年2月
文字種別
新字新仮名
読書目安時間
約6分(500文字/分)
朗読目安時間
約10分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
初
(
うい
)
冠
(
かず
)
銜
(
く
)
舐
(
しゃ
)
些
(
いささか
)
淡泊
(
さっぱり
)
掃
(
はた
)
目付
(
めっ
)
穏
(
おとな
)
結末
(
おきまり
)
虐
(
いじ
)
洒落
(
しゃ
)
然
(
そ
)
度
(
た
)
夫
(
そ
)
脂
(
やに
)
鉄漿
(
おはぐろ
)
何
(
なん
)
由
(
よ
)
人混
(
ひとごみ
)
黄蘗
(
きはだ
)
見遁
(
みのが
)
曾
(
かつ
)
謂
(
い
)
迄
(
まで
)
退治
(
たいじ
)
真直
(
まっすぐ
)
猶々
(
なおなお
)
雖
(
いえど
)
然
(
しか
)
就
(
つ
)
了
(
しま
)
何
(
ど
)
偖
(
さて
)
僅々
(
きんきん
)
先
(
ま
)
嘗
(
な
)
嚇
(
おど
)
如何
(
いか
)
家
(
うち
)
尤
(
もっと
)
洵
(
まこと
)
嵩
(
かさ
)
引殴
(
ひっぱた
)
所以
(
ゆえん
)
捌
(
さば
)
是
(
これ
)
乍
(
なが
)
有
(
も
)
此
(
この
)
武士
(
さむらい
)