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黄蘗
ふりがな文庫
“黄蘗”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
おうばく
57.1%
きはだ
42.9%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
おうばく
(逆引き)
後の高尾の
文覚
(
もんがく
)
だの、
黄蘗
(
おうばく
)
の
鉄眼
(
てつげん
)
だのは、仕事師であるが、寂心は寂心であった。これでも別に悪いことは無い。
連環記
(新字新仮名)
/
幸田露伴
(著)
向島の
言問
(
こととい
)
の手前を
堤下
(
どてした
)
に
下
(
お
)
りて、
牛
(
うし
)
の
御前
(
ごぜん
)
の鳥居前を
小半丁
(
こはんちょう
)
も行くと左手に少し引込んで
黄蘗
(
おうばく
)
の禅寺がある。
淡島椿岳:――過渡期の文化が産出した画界のハイブリッド――
(新字新仮名)
/
内田魯庵
(著)
黄蘗(おうばく)の例文をもっと
(4作品)
見る
きはだ
(逆引き)
黄蘗
(
きはだ
)
か何かをうんと塗った顔、熱っぽい唇や眼など、平次は押して物を訊くのが気の毒に思うほどでした。
銭形平次捕物控:059 酒屋火事
(新字新仮名)
/
野村胡堂
(著)
江戸中の
黄蘗
(
きはだ
)
を一度に
舐
(
しゃ
)
ぶらせられた訳でもあるめえし、口の利かれねえ筈はねえ。飯を食う時のように大きい口をあいて物を云え。野郎、判ったか。悪く片附けていやあがると
引殴
(
ひっぱた
)
くぞ
半七雑感
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
黄蘗(きはだ)の例文をもっと
(3作品)
見る
“黄蘗”の意味
《名詞》
黄蘗(おうばく)
キハダの別称。
キハダの樹皮から採れる生薬、染料。
(出典:Wiktionary)
黄
常用漢字
小2
部首:⿈
11画
蘗
漢検1級
部首:⾋
20画
“黄”で始まる語句
黄昏
黄金
黄
黄色
黄金色
黄楊
黄泉
黄葉
黄昏時
黄八丈
“黄蘗”のふりがなが多い著者
田中英光
牧野富太郎
内田魯庵
幸田露伴
国枝史郎
岡本綺堂
野村胡堂