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黄蘗
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おうばく
ふりがな文庫
“
黄蘗
(
おうばく
)” の例文
後の高尾の
文覚
(
もんがく
)
だの、
黄蘗
(
おうばく
)
の
鉄眼
(
てつげん
)
だのは、仕事師であるが、寂心は寂心であった。これでも別に悪いことは無い。
連環記
(新字新仮名)
/
幸田露伴
(著)
向島の
言問
(
こととい
)
の手前を
堤下
(
どてした
)
に
下
(
お
)
りて、
牛
(
うし
)
の
御前
(
ごぜん
)
の鳥居前を
小半丁
(
こはんちょう
)
も行くと左手に少し引込んで
黄蘗
(
おうばく
)
の禅寺がある。
淡島椿岳:――過渡期の文化が産出した画界のハイブリッド――
(新字新仮名)
/
内田魯庵
(著)
それでワザワザ支那から椿の苗木を取り寄せこれを山城宇治の
黄蘗
(
おうばく
)
山万福寺へ植えたと言っている。
植物記
(新字新仮名)
/
牧野富太郎
(著)
黄蘗
(
おうばく
)
スナワチ問ウ、古人、アヤマッテ一転語ヲ祗対シテ、五百生、野狐ノ身ニ堕ス。転々、アヤマラザレバ、コノナニヲ作ルベキ。師イウ、近前ニ来レ。カレノ為ニイワン。
野狐
(新字新仮名)
/
田中英光
(著)
“黄蘗”の意味
《名詞》
黄蘗(おうばく)
キハダの別称。
キハダの樹皮から採れる生薬、染料。
(出典:Wiktionary)
黄
常用漢字
小2
部首:⿈
11画
蘗
漢検1級
部首:⾋
20画
“黄”で始まる語句
黄昏
黄金
黄
黄色
黄金色
黄楊
黄泉
黄葉
黄昏時
黄八丈