“ひきずら”の漢字の書き方と例文
語句割合
引摺100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
世間という鎖につながれていやでも応でも引摺ひきずられて、その日その日を夢のように御暮しなさるというよりか、見る影もない巡礼なぞの身の上の方がかえって自由なように御思いなさるのでした。
旧主人 (新字新仮名) / 島崎藤村(著)